03/22
2026
Sun
旧暦:2月4日 大安 乙 
社会・全般
2020年5月15日(金)9:00

きょう日本復帰48年/コロナで平和行進中止に


 沖縄県は15日、日本復帰から48年を迎えた。1952年のサンフランシスコ講和条約発効で沖縄は日本から切り離され、72年の復帰まで20年間にわたり米施政下に置かれた。このため、高度成長を経た本土との経済格差解消も課題となった。復帰後、宮古島では道路や港湾、学校などの各種インフラ施設の整備が急激に進み、本土との社会格差は解消されつつある。しかし、少子高齢化や都市部への人口流出に伴う学校統廃合、高齢化による農業従事者の減少と担い手不足など、離島ならではの新たな課題に直面している。

 さらに近年では、観光客が増え過ぎるオーバーツーリズムが指摘されるなど、観光に力を入れている半面、上野千代田に建設された陸上自衛隊宮古島駐屯地、城辺保良に建設が進められている弾薬庫は賛否が渦巻いている。

 例年行われる「5・15平和行進」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止が決まった。

 平和行進を主催する沖縄平和運動センター宮古島では「中止にはためらいもあるが、やむなし」とした上で「国防の名のもとに安倍政権が中国封じ込め策として、南西諸島をミサイルの盾にするため軍事基地化を急いでおり、緊張激化を招くことは必然」と指摘。「万一、戦争となれば宮古島全体が標的になり、ミサイル保管の保良弾薬庫建設は宮古全体の問題である」として、保良、七又の住民らとともに反対行動に参加してほしいと呼び掛ける。

 一方で、復帰記念日が近づくと当時を思い起こし、現在と比べてみる人も多い。

 平良島尻に住む仲里長造さん(66)もその一人だ。復帰の年の72年3月に宮古水産高校を卒業。米ドルを日本円に交換し、パスポート所持で大阪へ渡航した。

 当時の沖縄はまさに外国。仲里さんは運良く大手企業に就職を果たし、月給4~5万円の高給取りになった。

 その年の5月15日に沖縄は日本復帰した。仲里さんは、実家の都合で就職してから1年後に帰省した。「その時はパスポートは必要なく、ようやく沖縄は日本だと実感した」と振り返った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月22日(日)9:00
9:00

シギラビーチで海開き/南西楽園リゾート

子供たちが稚魚300匹放流   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は21日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。ビーチクリーンの後、稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客でにぎわった。

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!