12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政
2020年5月20日(水)8:59

推薦状で票取りまとめ/県議選

コロナ影響で運動様変わり

 県議会議員選挙まで残り20日を切ったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛が呼び掛けられている中、各選挙区の選挙運動が様変わりしている。定数2に3人が立候補を予定している宮古島市区でも集会などを控え、表向きは静かな選挙となっており、各陣営とも票の掘り起こし、取りまとめに苦慮している。そんな中で各陣営とも力を入れているのが、政党や任意の各団体から推薦を受けることだ。各団体に関係する票を取りまとめることや報道を通して陣営の広がりをアピールすることも狙いの一つだ。

 宮古島市区には現職の座喜味一幸氏(70)、自民新人で前市建設部長の下地康教氏(60)、新人で市議の國仲昌二氏(59)の3人が立候補を予定している。3人とも立候補を明らかにしたのは新型コロナの影響が現れてからだ。これまでの選挙では支持者を動員して行っていた出馬表明も簡素な形で済ませた。集会も開くめどが立たず、総決起大会開催なども今のところ不透明だ。

 各陣営とも「3密」対策で事務所には消毒液やマスクを常備、換気は必須。長時間、大人数で事務所に密集することも避けている。マスク着用も表情が分かりにくく、アピール効果を弱めている面もある。電話作戦やチラシ配布、街頭での手振り、演説などに取り組んでいるが、支持獲得をアピールする手段として各団体から推薦を受けることに力を入れている。政党や政治団体から推薦や支持を受けることが常道だったが、今回は任意の有志団体が推薦を表明し、推薦状を交付する状況が格段に増えている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!