12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2020年7月4日(土)8:59

運動場の完成を祝う/リレーで熱戦、歓声響く

芝生青々 結の橋学園


児童生徒は運動場開きを対抗リレーで祝った=3日、伊良部島小・中学校

児童生徒は運動場開きを対抗リレーで祝った=3日、伊良部島小・中学校

 伊良部島小学校・中学校(愛称・結の橋学園、宮城克典校長)で3日、新しい運動場の完成を祝う運動場開きが行われた。青空の下、全校児童生徒322人は芝生が青々と育った運動場に集合し、一定の間隔を空けて整列した。5~9年生による縦割り班対抗リレーで一喜一憂の熱戦を展開し、大きな歓声が響き渡っていた。

 運動場開きは、昨年5月26日に開催した開校記念日に合わせ実施する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で7月3日に延期となった。

 運動場開き前は、全校児童生徒や教職員などの関係者は、新設の体育館を利用していた。

 全校児童生徒322人のうち、小学生が211人、中学生は111人。全員が運動場開きを待ちに待っていた。開校から1年余で、屋外運動場が使える学校生活が改めて始まった。

 開会の冒頭、宮城校長は「新しい運動場が造られたことに感謝し、安全祈願と学校を愛する心を持ってください。これまで以上に絆のバトンをつないでください」と激励した。

 号砲一発で縦割り班対抗リレーがスタート。走者は全力で走り、次の走者にバトンを渡した。バトンを受け取った走者はバトンを持ち替え、腕を振り、快走。各班のアンカーはゴールテープを切り、笑顔を見せていた。

 対抗リレー終了後、生徒会長の高志保優悟さん(9年)は「チーム一丸となって走っていたので楽しかった。これからの運動会や運動場を使う行事では、きょう以上に頑張っていきましょう」と励ました。

 市教育委員会によると、整備された運動場の工事名は「伊良部小中一貫校グラウンド整備工事」。事業費は約2億4400万円(野球防球ネット、バックネット、掲揚台を含む)。運動場の面積は1万4000平方メートルで、トラックの1周の長さ200メートル。

 現在、遊具の鉄棒やジャグルジム、滑り台、ブランコを整備している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!