12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政
2020年9月26日(土)8:58

階ごとの温度差を確認/市立図書館

市議会文社委「改善すべき点ある」


文教社会委員会のメンバーが階ごとの温度差について調査した=25日、市立図書館の3階

文教社会委員会のメンバーが階ごとの温度差について調査した=25日、市立図書館の3階

 本紙が今月23日の紙面で報じた市未来創造センター内にある市立図書館の階ごとの温度に大きな差が出ている問題を受け、市議会の文教社会委員会(下地信広委員長)のメンバーが25日、同館を訪れ状況を確認した。下地委員長は「実際に現場を見たが、改善すべき点があると思う。今後、委員会としてもいろいろ提言したい」と話した。

 同館の階ごとの温度差については、特に学習室などがある3階部分が受付カウンターのある2階に比べて6~7度高く、利用者から「暑くて利用しづらい」などの声が出ていた。

 本紙が今月16日に温度計を設置して調べたところ、2階は日中平均して25~26度と過ごしやすい温度をキープしているが、3階部分は30度を超え、日差しが差し込む学習室は特に高かった。

 同委員会の視察時の天気は曇りで日差しは弱かったが、西日の当たる場所ではエアコンの冷風が吹き出す近くのテーブルでも28度となっていた。

 視察した市議からは「エアコンの冷風の吹き出し口が低いし、上に向いていないのも影響していると思う」や「きょうは日差しも弱いが天気が良いときはかなり暑くなると思う」などの感想が聞かれた。

 同館によると、3階にもエアコンの冷風吹き出し口は複数箇所設置されているが、中央部分にある吹き抜け部分から冷気が2階に降りてしまい、陽が差し込むエリアはどうしても気温が高くなっているという。 

 今後の対応について、同館の上地誠賢館長は「温度問題については現在、空調を集中管理している業者、設計士、施工業者と調整をしている」と説明した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!