12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
スポーツ 社会・全般
2020年10月22日(木)9:00

来年のトライ、1年延期に/コロナの影響

専門委員会が決定/2年連続開催されず


大会の1年延期を決定した第1回専門委員会=21日、JTAドーム宮古島

大会の1年延期を決定した第1回専門委員会=21日、JTAドーム宮古島

第37回全日本トライアスロン宮古島大会の第1回専門委員会が21日、JTAドーム宮古島会議室で開かれ、大会の1年延期を決定した。新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中での医療崩壊のリスクを避けるため、委員の全会一致による判断。宮古島最大のスポーツイベントは2年連続で開催されないこととなった。28日に開催される実行委員会の総会で正式決定となる。

同委員会は非公開で行われ、終了後に実行委員長である長濱政治副市長が取材に応じた。長濱副市長は「来年4月にどのような状況にあるか予測できない。選手に感染者がいた場合、宮古の医療崩壊につながる可能性がある。中高生らボランティアにリスクを負わせるわけにはいかない」と理由を述べた。

会議で事務局は、各専門部と選手からのアンケート結果を説明した。選手の9割が開催を望んだが、専門部の7割が中止・延期を求めていることが示された。

専門部は開催不可の理由について▽完全な感染予防対策が不可能であること▽医療救護班の協力が得られない▽ボランティア(中高生)の協力が得られない-ことを挙げた。

宮古病院との意見交換会の内容も報告された。同病院からは新型コロナの収束および第3波などの予測が難しいことや、離島という特殊事情を考えた上で開催可否の判断するよう助言されたという。

実行委員会は開催に向けて準備を進めながら、規模縮小を含めた開催か、延期か、中止か判断が迫られていた。今回の決定により第37回大会は、2022年4月に開催される見込み。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!