12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政
2020年11月29日(日)9:00

子育て、老人福祉など重視/下地氏が基本政策発表

「成長」へ市政継続訴え/次期市長選


ハードからソフト事業に重点を置いた内容で、7項目の基本政策を発表した下地氏=28日、市内の下地氏後援会事務所

ハードからソフト事業に重点を置いた内容で、7項目の基本政策を発表した下地氏=28日、市内の下地氏後援会事務所

 任期満了に伴う来年1月17日投開票の宮古島市長選挙に向け、4選出馬を表明した保守系無所属の現職下地敏彦氏(74)の政策発表が28日、市内の同氏後援会事務所で行われ、7項目の基本政策を発表した。これまでの3期12年の実績をアピールするとともに、4期目はハードからソフト事業への転換点と位置付け、豊かで活力ある「成長する宮古島」創造のため、「市政継続」の必要性を訴えた。

 会見では下地義治後援会長が「相手も決まって、これから本格的な選挙になっていく。これまでの実績とコロナ対策も含め市政は継続する必要がある。そのためにも私たち後援会は全面的に下地市長をバックアップしていく」と決意を示した。

 下地氏は示した基本政策について「これまで宮古は合併したこともあり、大きな市を支えるための基盤整備が整っていなかった。まずはその整備ということで12年間進めてきたことで、ほぼ整った」と話した。

 その上で「これからは子育て、貧困、教育の問題、老人福祉の問題など市民が安心して暮らせる施策をやる必要があると認識している。政策が大きく変化する。みんなが暮らしやすい宮古島にしていきたい」と訴えた。

 新型コロナウイルス対策については「現状考えられることはすべてやっていると思う。市民全員のPCR検査をやるべきだとの声もあるが、その場合は10~11億円ほどかかる。感染者が増えて万が一の場合は市民全員の検査についても検討している」と述べた。

 そのほか、前回に引き続き保守分裂選挙となる要因については「私に対する批判もあると思う。しかし、相手候補は『市政刷新』を前面に押し出しているが何を変えようとしているのかが分からない。選挙に挑むのであればまずはその論点をはっきりさせてほしい。それにしっかり対応したい」との見解を示した。

 示された7項目は、福祉、教育、産業、環境、生活などついて「地域の特色を生かした島づくりと均衡ある発展」を掲げている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!