病院や同塾の関係者らが見守る中、與那覇代表（左から２人目）から本永院長（同３人目）に菓子が手渡された＝24日、宮古病院

　宮古島男子保育士連合會ｔｈｅ男塾（與那覇朝大代表）は24日、宮古病院に入院や通院する小児患者に対して菓子の寄贈を行った。同院で贈呈式が行われ、與那覇代表から本永英治院長へ菓子が手渡された。

　同塾ではこれまで同院のクリスマス会に参加し余興などを披露し、子供たちに笑顔を届けてきたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止として、市社会福祉協議会のボランティア助成金を活用し、菓子を寄贈することになった。また、菓子のお返しとして、看護師たちからクリスマスカードが送られた。

　與那覇代表は「子供たちのために用意してきた。笑顔を届けてほしい」と話し、本永院長は「今年は新型コロナウイルスの影響で催し物がなくなって寂しく思っていた。温かいプレゼントに私たち医療従事者や患者、家族たちも感謝している」と謝意を述べた。