12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2021年1月16日(土)8:59

「合格願い札」託す/太宰府天満宮に奉納へ

受験生530人がJTAに


太宰府天満宮に奉納してと、受験生120人分の合格願い札を小堀支社長(右)に預けた=15日、北中学校

太宰府天満宮に奉納してと、受験生120人分の合格願い札を小堀支社長(右)に預けた=15日、北中学校

 日本トランスオーシャン航空(JTA)の宮古支社(小堀健一支社長)は15日、高校受験を控えた北中学校の3年生120人が書いた「合格願い札」を預かった。同支社では、同校を含む市立中学校14校の受験生約530人分の願い札を学問の神様として有名な福岡県の太宰府天満宮に届けるとしている。

 同校の3年生は例年、修学旅行の際に太宰府天満宮を訪れて高校受験の合格祈願をしていたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で太宰府天満宮がコースから外れたことで、合格祈願ができなかったという。

 同校で「合格願い札」を預かった小堀支社長は「新型コロナの影響で太宰府天満宮に訪れることができず合格祈願ができなかった皆さんの合格への思いをしっかりと届けたい」と話した。 

 生徒を代表して豊里友翔さんは「こうして皆さんの協力を得て合格祈願ができることをうれしく思う。本番まで残り1カ月を全力で頑張りたい」と意欲を示した。

 同校の久高三彦校長は「素晴らしい企画であり、受験に対する緊張感も少しほぐれたと思う。気持ちを新たにして、これから受験本番までしっかり頑張ってくれると思う」と感謝した。

 JTAでは毎年、受験シーズンを前に空港ロビーに「特大絵馬」を設置して、利用者から預かった合格願い札を太宰府天満宮に奉納祈願してきた。

 しかし、今年は新型コロナの影響もあり、市内の全中学校と相談した結果、受験生が書いた願い札を預かって、太宰府天満宮に届けることとなった。

 同宮古支社では、預かった願い札を21日に発送。太宰府天満宮への奉納は2月5日を予定している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!