12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2021年1月28日(木)8:59

小中きょうから一斉休校/コロナ感染者急増で

来月7日まで「健康と安全第一」/市教委


会見を開き、一斉休校を発表する中尾職務代理者=27日、市役所

会見を開き、一斉休校を発表する中尾職務代理者=27日、市役所

 新型コロナウイルス感染者の急増を受け、市教育委員会(中尾忠筰教育長職務代理者)は28日から市立の幼・小・中学校を一斉休校させることを決定した。期間は2月7日までをめどとするが、市内の感染状況によっては短縮や延長も検討する。子供たちは不要不急の外出を控え、各家庭では感染症対策を徹底するなどの対応を求めている。臨時休校は昨年3月から5回目。

 市教委は27日に臨時の委員会を開き、休校を決定。市役所で開いた会見で発表した。中尾職務代理者は「苦渋の決断だが、市内の幼児・児童・生徒の健康と安全を第一に考えた結果だ」と理由を述べた。

 26日の市長会見では一斉休校は否定していたが、同日の新規感染者が過去最多を更新したことや、医療現場の逼迫(ひっぱく)を受け、協議の結果、一斉休校に踏み切った。

 保護者には毎日の検温と健康観察を行い、発熱やせきなどの症状がある場合は、学校や市の新型コロナ電話相談室に連絡することを呼び掛けた。

 医療従事者であるなど保護者に特別な事情がある場合は、通学している学校に相談すれば子供たちを受け入れる。

 休校期間の判断基準については、具体的な数字を決めてはいない。校内での感染者数や濃厚接触者数、市全体の感染者数を鑑みて、再度委員会を開き、決定する。

 市教委の決定を受け、座喜味一幸市長は「命の安全が最も大事。教育委員会の判断は意を共通するものがある。保護者には負担を掛けるが協力をお願いしたい」と述べた。また、県立高校の休校については「担当課と相談しながら休校を要請する方向で調整したい」と前向きな姿勢を見せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!