12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政 社会・全般
2021年2月25日(木)8:59

都計マスタープラン、4月公表

最終会合で意見集約/伊良部地域も編入検討へ


意見を交わす市都市計画マスタープラン策定員会の委員ら=24日、市役所

意見を交わす市都市計画マスタープラン策定員会の委員ら=24日、市役所

 市都市計画マスタープラン策定委員会(委員長・池田孝之琉球大名誉教授)の第5回会合が24日、市役所で開かれた。全体構想や地域別構想について最後の意見交換を行い、最終版に取りまとめる。今後は3月の都市計画審議会を経て、4月に策定内容を市民に公表する予定。

 伊良部地域は都市計画地域に指定されていないが、今後、都市計画区域の編入を検討するという。区域編入の効果や影響などを明確に示し、地域住民および所有者との十分な合意形成を図りながら検討を進めていくことを確認した。

 委員からは、下地島空港で進められている宇宙港計画について、「夢がある計画。何らかの形で盛り込んだ方が良い」との意見が上がった。事務局は「詳細を把握してないので、ヒアリングをした上で記載できるか検討したい」と述べるにとどめた。

 都市計画マスタープランは市の将来都市像の明示、都市計画の方針などを示すもの。今回の改定はおおむね20年後の都市の姿を展望した上で、10年間の都市計画の方針を定め、目標年次を2030年としている。現在のマスタープランは09年に策定し、17年に一部改定した。

 マスタープランは、全体構想編で都市づくりの理念、都市整備の方針が示されている。地域別構想編では平良、下地・上野・城辺、伊良部の地域別に、地区の概況や将来像と目標、地域づくりの方針などが明示されている。

 地域別構想編の策定には各地域で住民説明会を開き、意見を集めた。1月8~25日の期間にはパブリックコメントを受け付け、7人から15件の意見が出された。

 会議の冒頭、座喜味一幸市長は「市の将来を形づくる計画に協力いただき感謝する。魅力ある潤いのある住みたい街を目標にするため意見を出してもらいたい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!