12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
社会・全般
2021年3月7日(日)8:58

愛用の楽器プレゼント/古謝さん「良い音で演奏して」

宮高軽音部にドラム、ギターなど


贈られたドラム、ギターなどを手に喜ぶ宮高軽音楽部のメンバー。後方左端が楽器を贈った古謝さん=6日、島唄居酒屋「ぶんみゃあ」

贈られたドラム、ギターなどを手に喜ぶ宮高軽音楽部のメンバー。後方左端が楽器を贈った古謝さん=6日、島唄居酒屋「ぶんみゃあ」

 島唄居酒屋「ぶんみゃあ」の代表者、古謝正行さんが6日、愛用のドラム、ギター、ベースそれぞれ1台と、アンプ2台を宮古高校軽音楽部(辺土名美希部長)に贈った。思わぬプレゼントに部員たちは「かっこいい」「すごい」と大喜び。辺土名部長は「この楽器を使って、いろいろな曲を演奏していきたい」と話した。

 古謝さんは高校、大学時代に仲間とロックバンドを組み、いろいろな場所で演奏し腕を磨いてきた。

 現在は自身が代表を務める居酒屋で、宮古民謡などをアレンジした唄を披露している。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で観光客が激減。営業自粛や時短などで、めっきりと客足が途絶えた。「最近では以前に比べると9割減。ゼロの場合も珍しくない」という。

 来店する観光客を前にして演奏する機会も少なくなっていた時、たまたま宮高軽音部が県のコンテストで優勝したことを知った古謝さん。「楽器も音を出して活躍できる場を望んでいるはず」と思い寄贈することにした。

 贈呈式が同居酒屋であり古謝さんは「愛着があり手放すのは寂しいが、別のところで良い音を奏でさせてほしい」と話した。贈られた楽器は50万円相当という。

 野原千愛顧問は「地域の方が子供たちの活動を支えてくれている。これを力に今後、大会で賞を取れるよう日々の活動に励みたい」と感謝した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!