12/20
2025
Sat
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2021年3月10日(水)8:58

高濃度発酵アルコール製造/佐平建設

キビの糖蜜原料 バイオエタ施設で


サトウキビ由来の発酵アルコールをPRする大嶺さん(右)ら=8日、下地上地

サトウキビ由来の発酵アルコールをPRする大嶺さん(右)ら=8日、下地上地

 島内建設大手の佐平建設(佐平八十男社長)が下地上地にあるバイオエタノール製造施設で濃度92~95%の発酵アルコールを製造し、3月から販売を始めた。同社の大嶺太亮取締役によると、90度を超える濃度のアルコールを製造しているのは県内で同社だけだという。

 原料は製糖工場から、粗糖製造の過程で出る「糖蜜」を仕入れている。大嶺さんは「宮古島産のサトウキビから生まれた糖蜜を原料として、宮古島の工場で発酵・蒸留して製造している。すべて宮古島産だ」とアピールしている。また「植物由来の発酵アルコールで、環境にも優しく安心して安全に使える」と強調した。

 用途は手指の除菌、洗浄、テーブルや家電、ドアノブ、手すりなどの除菌に使える。

 同社は、市の指定管理を受けている日本アルコール産業から施設を借り受け、昨年から工場を稼働させ、肥料などの製造を目指してきた。

 発酵アルコールの問い合わせは同社工場(電話79・7888)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!