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産業・経済
2021年5月4日(火)8:58

「今こそ防除の徹底を」/JAきび対策室

カンシャワタアブラムシ発生


各地で確認されているカンシャワタアブラムシ。放置するとサトウキビの生育に遅延が生じる=3日、宮古島市内

各地で確認されているカンシャワタアブラムシ。放置するとサトウキビの生育に遅延が生じる=3日、宮古島市内

 サトウキビの生育に影響を与えるカンシャワタアブラムシが各地で発生している。一時に比べて落ち着いたが、今も各地で確認されるなど注意が必要だ。JAさとうきび対策室では「製糖期が終わった今こそ防除の徹底を」としている。

 カンシャワタアブラムシは、主に葉の裏面に群がるように発生し、吸汁してサトウキビの生育を遅延させる。放っておくと下葉にスス病を併発し、光合成が阻害されてしまうことから最悪の場合、枯死する。

 昨年秋ごろから発生しており、年末年始にかけて全域に広がりを見せた。製糖期間中の防除は、収穫するサトウキビに農薬が飛散した場合、残留農薬の関係で製品取引に影響が出てしまう恐れがあるため、思うように抑えられなかった。

 製糖操業終了後は各地で防除が進んでいるが、今も新植夏植えや株出しほ場で被害が見受けられる。一部では広範囲に発生し、キビの葉裏が真っ白に染まってしまっている畑もある。

 防除法としてさとうきび対策室では、乳剤のスミチオンとスミバッサや、ダントツフロアブル、キックオフ顆粒水和剤の使用を勧めている。乳剤については直接かける(ピンポイント防除)よう促している。

 その上で「サトウキビの製糖期が終わった今こそたたくチャンス。しっかり防除してほしい」と積極的な防除を呼び掛けている。


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