12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
政治・行政 社会・全般
2021年5月26日(水)8:59

急カーブの危険回避へ/土木事務所

長山港近く 新道路を整備


写真左の急カーブの危険を回避する道路改良工事が行われている=伊良部池間添(小型無人機で撮影)

写真左の急カーブの危険を回避する道路改良工事が行われている=伊良部池間添(小型無人機で撮影)

 伊良部池間添の長山港入り口付近の急カーブを回避する道路改良工事が行われている。内陸部の一部を伐開し、カーブ進入前に新しい道路を取り付けてショートカットできる設計が施されている。事業を実施している県宮古土木事務所によると、今年度内には工事を終えて、2022年4月の供用開始を予定している。

 この道路は平良下地島空港線。15年1月に伊良部大橋が開通して以降、交通量が急増している。名勝地渡口の浜や下地島に向かう際の主要道路として多くの観光客らが利用している。

 改良部分は伊良部大橋から渡口の浜方面に向けて海岸沿いを延びる県道の一部で長山港の近く。ほぼ90度に曲がるカーブの危険を回避することが狙いだ。

 急角度で曲がる部分の海抜が低く、大橋、渡口の浜方面のいずれから進行してきても下り坂になる道路構造で速度が出やすい。このため、通行上危険な箇所と受け止められている。

 改良工事では、この急カーブを回避する新たな道路を取り付ける。内陸の一部を伐開して直線で結ぶ。延長は240㍍で幅員は約15㍍の片側1車線となる。

 この道路の取り付けにより、急カーブに進入せず通行することができる。

 県宮古土木事務所によると、同事業は年度に着手した。年度は1億8900万円を投じて継続し、今年度内の完成を目指して改良工事を進めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!