12/06
2025
Sat
旧暦:10月17日 友引 己 
教育・文化
2021年6月10日(木)8:58

休校でも仲間と一緒

オンライン授業始まる/市内の一部学校
教師、学習効果へ試行錯誤


4年生の授業がオンラインで行われ、クラスメートたちが担任の説明に聞き入った=9日、北小学校

4年生の授業がオンラインで行われ、クラスメートたちが担任の説明に聞き入った=9日、北小学校

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための一斉休校が幼稚園を含む市内の小中学校で9日から始まった。期間中、学校側から児童生徒に配布されたタブレット端末でドリル学習などを行う。一部の学校では、教室と各家庭をネットで結んだオンライン授業も実施された。休校期間は20日までの12日間。

 北小学校では4年生以上でオンライン授業が行われた。学級担任とクラスメートたちが画面越しではあるが、つながりのある授業が展開された。

 コロナ禍では、教室内でほとんどの児童たちがマスクを着用したままだが、オンライン授業では多くの児童がマスクを外しており、互いに笑顔や表情を見ながらの授業となった。

 オンライン授業を終えた児童の一人は「思っていたよりも分かりやすかった。休校でもクラスメートと一緒に授業が受けられてとても楽しかった」と笑顔だった。

 同小学校ではオンライン授業を効率的に実施するための環境整備を進めてきたという。

 担当職員は「いろいろな準備をしてきたが、実際に導入すると改善すべき課題が見えてきた。今後も、子供たちにとってより良い環境でオンライン授業ができるよう、市教育委員会とも相談しながら進めていきたい」と話した。

 市教育委員会は今回の一斉休校の通知と併せて、不要不急の外出を控えることや自宅学習を求めている。

 オンライン授業を実施しない学校でもデジタルドリルを中心にした学習の取り組みを進めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!