12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
社会・全般
2021年7月23日(金)8:59

食品不足に不安の声/大橋通行止め長期化

台風6号 島民の生活直撃


ゲートが閉ざされ通行止めが長期化している伊良部大橋=22日、宮古島側橋詰め

ゲートが閉ざされ通行止めが長期化している伊良部大橋=22日、宮古島側橋詰め

 大型で強い台風6号の接近に伴い21日から通行止めとなっている伊良部、来間、池間の3大橋だが、迷走しながら速度が遅い今回台風の影響で通行止めの期間が長期化の様相となっている。この状況を受け、それぞれの島の島民からは不安の声が聞こえ始めており、食品を含めてどんどん不足する物資に、ため息が漏れている。

 22日の本紙の取材に伊良部島に住む50代の女性は「Aコープは営業していて、買い物客も多い感じ。それでも牛乳や食パンなどは無く、だんだんいろいろな商品も減ってきている。通行止めがこんなに長引くと思っていなかったし、いつまでこの状態が続くのか分からないので家にあるもので何とか踏ん張るしかない」と話した。

 来間島に住む40代の女性は「まさか、こんなに台風の影響が長引くとは思っていなかったので、食料を含めて物資のやりくりがとても大変。宮古島本島の人たちとのSNSのやり取りで『給油所に行く』とか『スーパーに買い物してくる』との書き込みを見ると、なんだかとてもうらやましく思ってしまう」と、ため息が漏れた。

 3大橋は21日の午前9時から通行止めとなっており、22日の伊良部大橋の宮古島側橋詰めでは、観光客のレンタカーが何台も訪れ、悪天候を嘆きながらも、曇天と大しけの海と一緒に大橋を撮影する姿が見られた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!