12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
環境・エコ
2011年2月8日(火)9:00

オニヒトデ864匹を駆除/伊良部「サシバ沖」

きょうも同ポイントで実施


駆除したオニヒトデの数を確認するダイバーたち=7日、平良港下里船溜まり(布干堂)

駆除したオニヒトデの数を確認するダイバーたち=7日、平良港下里船溜まり(布干堂)

 宮古島美ら海連絡協議会(会長・小禄貴英宮古島漁協組合長)主催のオニヒトデ駆除が7日、伊良部島沖のダイビングポイントで行われた。同協議会加盟ショップからスタッフら9人が参加し、1日で864匹ものオニヒトデを駆除した。きょう8日も同じポイントで駆除を予定している。


 「サシバ沖」や「サシバドロップ」などと呼ばれるダイビングポイントで実施されたオニヒトデ駆除は今年で4回目となる。今回は1日で3回のダイビングを行い、計864匹を駆除。今年の累計駆除数は3243匹に上った。もともとはサンゴ礁が豊かなポイントだが、オニヒトデによる食害で多くのサンゴが消滅しているという。

 参加者の1人でダイビングショップ代表を務める佐藤英孝さんは「4回目になるが全く減っていない。昨年も同じポイントで駆除を行ったが今年の方が数は増えている」との感想を語る。最近は同海域だけでなく、下地島沖や宮古本島南岸などでも多くいるとの目撃情報があることから、ほかのポイントでの調査も必要とした上で、「オニヒトデがサンゴを食べるのは自然なことだが、人間のせいで環境が悪化してオニヒトデが増え、サンゴが被害に遭っているのであれば、人間が駆除しなければならないと思う」との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!