12/14
2025
Sun
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2011年4月7日(木)9:00

「カボチャ食べて元気に」/多良間村農業委

20ケースを宮古市へ


支援物資のカボチャを前に諸見里会長(前列右から3人目)ほか関係者ら=5日、多良間村役場

支援物資のカボチャを前に諸見里会長(前列右から3人目)ほか関係者ら=5日、多良間村役場

 多良間村農業委員会(諸見里強会長)は東日本大震災で大きな被害を受けた姉妹都市岩手県宮古市への支援物資として5日、カボチャ20ケース(200㌔)を下地昌明村長に託した。委員をはじめ、島の若者たちの復興への思いがこもる真心の品。島でできることは何かを委員会で話し合い、若者たちが丹精込めたカボチャを送ることにしたという。


 諸見里会長は「被災地は大変だと思う。多良間のおいしいカボチャを食べて早く元気になってほしいと願っている」と話した。 

 カボチャを託された下地村長は「農業委員会からのカボチャの寄贈はありがたい。南国沖縄の多良間で育った栄養豊富なカボチャを被災地の皆さんにお届けしたい。カボチャ料理で元気を付け、復興に頑張ることを願っている」と述べた。

 多良間村は宮古市への義援金600万円と、島特産の黒糖約900㌔をすでに送付。村民からも義援金や支援物資が続々と届けられるなど、島では支援の輪が広がっている。

 両市村の交流は、多良間村に漂流した宮古市の商船の乗員を島民が手厚く看護し、帰還させた史実をきっかけに始まった。姉妹提携は、1996年に締結された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!