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政治・行政 社会・全般
2011年4月16日(土)9:00

ごみをトイレットペーパーに/宮古島市

職員がリサイクル運動


紙類ごみと交換されたトイレットペーパーを手に、リサイクルへの協力を呼び掛ける垣花参事(右)と行財政改革班の担当職員=15日、市役所平良庁舎

紙類ごみと交換されたトイレットペーパーを手に、リサイクルへの協力を呼び掛ける垣花参事(右)と行財政改革班の担当職員=15日、市役所平良庁舎

 宮古島市では昨年10月から、市役所内の業務で出る紙類のごみをリサイクルする「市職員みんなでリサイクル運動」を実施。集めた紙類を業者に引き渡すことで今年3月末までに得たポイントを15日、トイレットペーパー432個と交換した。


 「エコアイランド宮古島の市職員としてできること」として市総務課行財政改革班の提案で取り組みがスタート。ごみの減量と消耗品経費削減、リサイクル意識の啓発などを目的としている。

 職員は、日常業務の中で不要となる段ボールや新聞、カタログ、ポスターなどを種類ごとに分別。それをリサイクル業者が回収する際にポイントが発行され、一定以上たまるとトイレットペーパーと交換することができる。

 今回は、昨年10月から先月末までに業者が回収した紙類約28㌧が432個のトイレットペーパーと交換された。

 総務部の垣花徳亮参事は「職員意識の向上のため各庁舎、全員で取り組んできた。今後も周知徹底をしながらごみの減量化に取り組んでいきたい。市民にもリサイクルの取り組みへ協力をお願いしたい」と語った。


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