12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2011年4月22日(金)9:00

品質維持、輸送対策が課題/マンゴー講習会

生産者、市場評価で認識新た


マンゴーの市場評価を聞く生産者ら=21日、下地農村環境改善センター

マンゴーの市場評価を聞く生産者ら=21日、下地農村環境改善センター

 宮古島市農政課主催のマンゴー講習会が21日、下地農村環境改善センターであった。沖縄協同青果果実部長の東山正道さんがマンゴーの市場動向および評価を報告。集まった生産者が品質の維持、輸送対策といった複数の課題と向き合った。


 東山さんは2010年度、中央卸売市場で取り扱った数量や金額を品目ごとに報告。果実類でマンゴーは数量が549㌧で全体取り扱い量の19%、金額は6億5000万円で全体売り上げの50%を占めた成績を示した。

 取り扱いマンゴーの単価は07年度に1㌔2000円以上になったが、その後は出荷量の増加に伴う需給のバランス、産地偽装問題などで単価は下降傾向にあるという。

 10年度の宮古島産の平均単価は1782円とし、県全体の1191円に比べると高値だが、05~08年度までは3000円台を維持してきただけに今後の品質維持が課題として浮上している。

 東山さんは「市場でも味が薄いのが入っているのではないかという評価がある」と宮古島産マンゴーの品質不揃いを指摘。その上で▽品質維持▽選果徹底▽品質の統一▽輸送対策-を課題に挙げ、県内でも単価が高い宮古島産のブランドを守るよう呼び掛けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!