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社会・全般
2011年5月20日(金)9:00

宮古の義援金に感謝/東日本大震災

日赤県支部 比嘉副支部長が来社


義援金を寄せた市民らに感謝の意を表した日赤県支部の比嘉副支部長(左)と大浜さん=19日、本社

義援金を寄せた市民らに感謝の意を表した日赤県支部の比嘉副支部長(左)と大浜さん=19日、本社

 日赤県支部の比嘉幹郎副支部長と大浜豊政さんが19日、宮古毎日新聞社を訪れ、東日本大震災被災地へ義援金を寄せた市民らに感謝の意を表した。比嘉副支部長は「宮古の人たちの早期復興への熱い思いに感謝する。義援金は日赤本部から被災地に配分される」と述べた。


 同支部によると、県内から寄せられた義援金の総額は5月10日現在で約6億2000万円。1995年に発生した阪神・淡路大震災の2倍以上の金額という。義援金は9月30日まで受け付ける。

 比嘉副支部長らはこの日、義援金を寄せた企業や団体などを訪れ、協力に感謝した。

 宮古毎日新聞社では、3月15日から5月5日までの期間、本社窓口で義援金を受け付けた。期間中、企業や団体、市民らから計747万3991円が寄せられた。義援金は5月6日に、平良覚社長が日赤県支部宮古地区長の下地敏彦市長に託した。

 平良社長は「宮古はかつて大きな台風の被害を受けた。その時は各県の人たちから支援を受けた。『困った時はお互い様』『今度は私たちが』という気持ちがあったと思う」と話した。


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