12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2011年6月11日(土)9:00

「誠意を持って対応」/那覇空港ビル

スカイ社受け入れで 宮古路線開設望む


新規参入路線にも公平な扱いで対応していることを強調した島田常務(右)=10日、那覇空港ビル内

新規参入路線にも公平な扱いで対応していることを強調した島田常務(右)=10日、那覇空港ビル内

 【那覇支社】那覇空港ビルディング社(嘉数昇明社長・NABCO)は10日、宮古路線開設を予定していたスカイマーク社(本社・東京、西久保愼一社長)が開設を延期すると表明したことについて会見した。NABCO側はスカイ社の受け入れについて「誠意をもって対応している」とし、スカイ社の宮古路線開設が実現できるよう強く望んでいることを明らかにした。


 NABCOの島田章一郎常務は、現在の那覇空港ターミナルの狭あいな状況を説明した上で、新規参入する航空会社に対しても、可能な限り公平に扱っていることを強調。日本航空(JAL)、全日空(ANA)の既存2社との調整を行いながら、スカイ社の宮古路線開設に向けて最大限努力している趣旨を説明した。

 ただ、スカイ社が予定したカウンタースペース拡充工事の場所は、安全性に問題があると判断したため、暫定期間を設けて同空港内1階に移動するなどの代替案を提示したという。

 島田常務は「経済合理性も大事だが、安全は、もっと重要。でき得る限りの努力を惜しまないので、スカイ社にも譲歩すべきところは譲歩してもらいたい」と述べ、9月1日の宮古路線開設に向けての取り組みを継続するよう、同社に対して求めていく方針だ。

 航空路線自由化(オープンスカイ)によって今後、新規参入する航空路線が増えることを見込みNABCOは「旅客ターミナルビル整備事業計画」を策定し来年、新国際空港ターミナルビル建設に着工する予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!