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政治・行政 環境・エコ
2011年6月11日(土)9:00

データの測定が終了/天然ガス資源調査

3カ月掛けて解析へ


道路に設置されていた受振器などを撤去する作業員たち=10日、下地字川満

道路に設置されていた受振器などを撤去する作業員たち=10日、下地字川満

 宮古島で4月30日から実施されていた天然ガス資源調査が今月8日で全行程を終了。10日にはデータを測定するための受振器などが全て撤去された。今後、約3カ月掛けて測定データの解析を行い、これから設置される天然ガス資源活用検討委員会(仮称)に結果が報告されるほか、住民向け説明会の開催も予定している。


 県が、宮古島と沖縄本島南部で実施している調査で、振動の反射を測定し、地下構造を明らかにすることで、水溶性天然ガスの潜在的資源量を推定するもの。

 宮古島では、島を横断する9本の測定ライン(道路)を設定。そのライン上に25㍍間隔で測定用のくいと受振器などを設置し、人工的に振動を発生させる起振車が振動を地下に向かって発生させて、地下深部から反射して戻ってくる波を測定してきた。

 全ての調査を終えたことから10日、測定ラインの道路に設置していたくいや受振器、コード類などを作業員が撤去した。

 今後は、測定データをコンピューターで解析、地下構造のイメージを作成し、天然ガスの潜在的資源量を推定する。


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