12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2011年9月27日(火)9:00

工事代金の支払いが遅滞/多良間中機械設備工事

出納整理期間より1カ月


26日に開会した多良間村議会一般質問も行われた

26日に開会した多良間村議会一般質問も行われた

 【多良間】2010年度の多良間中学校増改築工事で、機械設備工事費のうち約1700万円が出納整理期間(5月末)後の6月30日に施工業者に支払われていたことが、26日に開会した同村議会の一般質問で明らかになった。豊見城玄淳氏と西筋米吉氏が取り上げた。村教育委員会によると、工事代金の支払い命令書を村から受け取っていた担当職員が、いつ支払ってもいいと勘違いしていたことや、完成を証明する書類の不備訂正を待っていたことが遅滞につながったという。村教委は、経緯を県教育庁に報告しており、場合によっては補助金返還を求められる可能性もある。


 同問題は7月14、15日に実施された例月現金出納検査で発覚した。

 工事の完成は、村づくり課が3月22日に確認。3月31日には工事代金の支払いの決済が下りた。

 補助金適正化法では、5月末までに当該年度の工事代金は決済されなければならないが、これより約1カ月遅れた。

 施工業者からは、工事が完成したころに、請求書が届いていた。工事請負契約書では、請求から40日以内の支払いが明記されているが、約3カ月遅れた。

 業者が提出した書類の不備については、工事の現場管理人が指摘していた。

 答弁で豊見山正教育長は「(私をはじめ)委員会のチェック体制の甘さに問題があり、2度とこのようなことがないよう、取り組んでいく」と陳謝した。

 下地昌明村長は「担当職員は、服務規定を全うしていなかった。地方公務員としての緊張感の欠如があったと思う」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!