12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
教育・文化
2011年11月1日(火)9:00

選者に新城森彦さん/日本歌人クラブ

宮古から初めて


 歌人で元校長の新城森彦さん(76)が日本歌人クラブの選者に選ばれ、10月28日の同クラブ主催「全九州短歌大会・宮崎大会」で初仕事を務めた。宮古出身の同クラブ選者は、新城さんが初めて。7冊の歌集を発刊し、短歌の普及に尽くしたことなどが評価された。


 約1カ月前、新城さんのもとに、722点の応募作品が届いた。何回も読み返し、9点を優秀作品に絞り込む作業は、大変だったという。

 「九州地区短歌界に役立ちたいとの使命感もあり引き受けた。選者の仕事は選ぶ喜びや、学ぶこともありやりがいがある」と話す。

 「この海につながる東北たましいの震えのように波打ち返す」。宮古出身の伊志嶺節子さんの同作品が上位の「短歌新聞社賞」に輝いた。新城さんは「復興へのくじけない魂を比喩的に表現した。時期に合った作品」と講評する。

 新城森彦選(選者作品賞)には、山間の村の光景を詠んだ「人里の室の唐芋ねらひ来る子連れの狢しどみ咲く道」(福岡県・溝田ひろむ)を選んだ。

 
 日本歌人クラブ 歌人相互の親睦を図り、歌壇の発展に寄与することを目的とした、日本で最も大きな歌人の団体。5000人近い会員を擁する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!