12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2011年11月15日(火)9:00

マンゴー複合輸送に期待/農水業振興発表会

バッタの大量発生なども報告


事例発表を熱心に聞く参加者=14日、宮古合同庁舎

事例発表を熱心に聞く参加者=14日、宮古合同庁舎

 宮古地区農林水産業振興実績発表会(県宮古農林水産振興センター主催)が14日、県宮古合同庁舎であった。事例発表はマンゴーの船舶・航空複合輸送の可能性や今年下地島で大量に発生したトノサマバッタの防除など七つの事例が報告された。


 マンゴーの船舶・航空機複合輸送の可能性については、今後も生産量の増加が見込まれる宮古島産マンゴーを滞貨させることなく輸送するための複合輸送のシミュレーション試験の結果が報告された。

 同試験は7月2~3日に輸送試験を行い、4日に品質確認をした結果、宮古-那覇間の輸送を船舶に置き換えても個別配送であれば問題なく、品質面への影響が少ないことが確認され、複合輸送の可能性に期待が持てると報告された。

 下地島でのトノサマバッタ発生について、県病害虫防除技術センター宮古駐在の清水優子さんが発生と防除についての事例を報告した。発表ではトノサマバッタの今年の発生は収束しているが、来年3~4月ごろに発生が予測されるため注意して観察する必要があると指摘した。

 発表者は次の通り。(敬称略)

 長島裕美(振興センター家畜保健衛生課)▽出花幸之介(農業研究センター宮古島支所)▽又吉祐輔(振興センター農業改良普及課)▽平良高範(同農林水産整備課)▽清水優子(病害虫防除技術センター)▽与那覇翔太(振興センター農林水産整備課)▽加藤美奈子(振興センター)、砂川満邦(市農林水産部農政課)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!