12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2011年12月23日(金)9:00

「県営公園の早期整備を」/誘致促進協が要請書

知事「防災面で時宜得ている」


県営宮古総合運動公園(仮称)の整備促進を求める要請書を下地市長(手前中央)が仲井真知事(同左)に手渡した=22日、県庁知事応接室

県営宮古総合運動公園(仮称)の整備促進を求める要請書を下地市長(手前中央)が仲井真知事(同左)に手渡した=22日、県庁知事応接室

 【那覇支社】県営広域公園(宮古総合運動公園)誘致促進協議会(会長・下地敏彦市長)の要請団が22日、県庁に仲井真弘多知事を訪ね、同公園の早期整備について要請した。仲井真知事は「防災面でも時宜を得たものであり、皆さんの知恵を頂きながら、いい形にまとめたい」と述べ、同公園整備に前向きに着手する考えを示した。知事要請の後、一行は高嶺善伸県議会議長にも同要請書を手渡した。


 今年10月25日に発足した同誘致促進協は、市のスポーツアイランド構想やスポーツイベントの開催にあたって、県営広域公園を「宮古総合運動公園」(仮称)とすることで一致。自然災害などを想定した防災拠点の役割も担う複合施設として施設整備することを求めている。

 同日の知事要請で下地市長は「公園整備は補助率が低く、多額の金額がかかると思う。市にも、ある程度の協力をさせてもらいたい」と述べ、公園用地は市が交渉して市有地化し、県に貸与する形で県負担を軽減することを提案した。

 仲井真知事は「維持管理のメンテナンスや技術的な部分も含めて市と県土建部で詰めて相談したい」と述べた。また、当間清勝県土建部長は「宮古だけ県営公園がないということで、21世紀ビジョンにも、その必要性を書いてある」として、県営公園の整備を進めていく旨を話した。

 要請には市体育協会の本村博昭会長ら同促進協のメンバーに座喜味一幸氏、奥平一夫氏、糸洲朝則氏ら宮古関係県議らが同行した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!