12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2012年1月11日(水)9:00

きょうから製糖操業/宮古本島と伊良部

糖熟良く、高品質取引に期待


きょうから操業を行う沖縄製糖宮古工場=10日、下地上地

きょうから操業を行う沖縄製糖宮古工場=10日、下地上地

 2011-12年産サトウキビの製糖操業がきょう11日、宮古本島内の製糖2工場と宮古製糖伊良部工場でスタートする。宮古地区の今期生産量は24万7000㌧で前期比7万6000㌧の大幅減が見込まれる。その一方で糖熟は良く、高品質取引が期待されている。


 今期サトウキビの減産の要因は気象条件。昨年2~3月の低温や日照不足、5月に襲来した台風による葉の裂傷、7月の干ばつ傾向などが影響した。

 サトウキビは5~7月が生育旺盛期に当たっているため、5月に受けた葉の損傷被害は特に生育を阻害する大きな要因となった。

 一方で、品質は順調に推移しているようだ。製糖工場では「生産量は厳しいが品質は期待できる」としており、各工場での高品質取引が期待される。

 生産農家の1㌧当たりの収入は標準価格で2万1502円(糖度13・8度)。糖度が0・1度上下するごとに40円加減(基準糖度帯内の原料)される。

 11日に操業を開始するのは沖縄製糖宮古工場、宮古製糖城辺工場、同伊良部工場の3工場。それぞれ開始式を開いて期間中の安全と高値取引を祈願し、11-12年期の操業を開始する。

 開始式の時間は沖糖宮古工場が午前9時、宮糖城辺工場が午前10時30分、宮糖伊良部工場が午後3時。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!