フル出場が第一の目標

大引 啓次内野手

　「毎日、自分の体を限界までいじめ抜く練習をこなし、充実している」と話す。「今シーズンはプレーでチームを引っ張りたい」と副キャプテンとしての決意をにじませた。

　昨季は１２７試合に出場し２割４分４厘の打率を残した。今季は１４４試合フル出場が第一の目標だ。「毎試合グラウンドに立ち続けたい」と話した。

　今キャンプでは「すべての面において精度を上げることを課題に取り組んでいる。質の高いプレーを心掛けていきたい」と気を引き締めた。例年以上に自分自身を追い込んでいる。「へとへとの毎日だが、けがもせず順調にきている」と充実の日々を振り返った。

　チームとして目指す目標は優勝しかない。「みんな『優勝できる』という手応えを感じている。優勝し、勝利の輪の中で共に喜び合いたい」と話した。

　宮古島のファンにひとこと　個人的にも必ず優勝できると信じている。宮古島の皆さんもそれを信じて応援してほしい。

　大引　啓次（おおびき・けいじ）　１９８４年６月29日生まれ。大阪府出身。浪速高－法政大－オリックス。２００６年、ドラフト３位で入団。身長１７８㌢、体重80㌔。右投げ右打ち。背番号10。