12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2012年2月29日(水)9:00

自転車促進で指針作成へ/宮古島市

エコ観光、通勤PR


CO2削減と自転車の利用促進向け、次年度以降の取り組みを協議した第3回会合=28日、市役所平良庁舎

CO2削減と自転車の利用促進向け、次年度以降の取り組みを協議した第3回会合=28日、市役所平良庁舎

 低炭素型自転車活用協議会の第3回会合が28日、市役所平良庁舎で開かれた。昨年10月から行われてきた自転車の利用促進に向けた社会実験終了を踏まえ、次年度以降の取り組みについて確認した。宮古島市では、今回の実験で得られたデータや結果、協議会で出た意見等を踏まえた自転車利用促進のガイドラインを作成し、新規参入者に提供する。また今後、宮古島全体のサイクリングマップの作成など利用促進に向けた行政としての役割なども検討していくとしている。


 昨年10月から実施されている「宮古島市先導的都市環境形成促進事業計画」に伴う社会実験(エコ観光およびエコ通勤)が今月29日で終了する。

 今回の実験で使用した自転車(電動アシスト、クロスバイク)は、無償貸出だったが事業終了に伴いリース契約が完了して自転車は所有者に返却される。今後、事業化となれば有料となる。

 また、実験を通して得られた課題としては、利用者の要望として主要観光スポット等でのレンタサイクル実施や乗り捨てを望む意見などが出された。

 そのほか、乗り捨てのシステムを導入する場合はステーションの増設、有料化になれば事故時の対策マニュアルづくりなども課題として出された。

 さらに今後、自転車の利用促進を図っていく上では、行政が自ら率先して取り組みを推進するとともに、民間事業者によるレンタサイクル事業運営に対して支援を行っていくことが求められるとしている。

 今後の支援について、市は「一括交付金の活用を含め、支援のあり方について検討していきたい」と述べた。

 社会実験事業の報告としては、宮古島市公設市場と来間島のペンション、市役所下地庁舎を拠点に実施されている自転車レンタルなどによる二酸化炭素(CO2)排出量削減のデータなども示された。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!