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教育・文化
2012年3月10日(土)9:00

大城県教育長に受賞報告/宮総実環境班

食の架け橋賞審査員特別賞


大城県教育長(前列左から2人目)に受賞報告をした下地君(同3人目)と下地校長(前列右)。左は池城ひかりさん=9日、県教育庁

大城県教育長(前列左から2人目)に受賞報告をした下地君(同3人目)と下地校長(前列右)。左は池城ひかりさん=9日、県教育庁

 【那覇支社】宮古総合実業高校環境班が9日午後、県教育庁で大城浩教育長に日本放送協会(NHK)などが主催する日本農業賞・特別部門、第8回食の架け橋賞の審査員特別賞受賞の報告をした。


 大城教育長は「環境班の活躍で、学ぶ意義と働く意義を体験しながら学校生活を送っていることが分かる。これまでの実績から県内高校生のリーダーであり、肝に銘じて頑張ってほしい」と激励した。

 同校の下地廣治校長は「宮古の環境や観光、農家の収入源など多大の成果をもたらした。引き続き頑張ってほしい」と期待した。

 池城ひかりさんから同班新部長を引き継いだ下地徳智君(2年)は「次の部長としての自覚を持って、先輩の教えを引き継ぎたい」と抱負を述べた。

 この日午前、同賞審査委員長の大杉立東京大学大学院教授ほか、NHK沖縄放送局の秦秀人局長、県農業協同組合中央会の金城秀之専務理事らが出席して、同局で表彰式が行われた。

 環境班の「宮古の水と食を守る」研究は、サトウキビに依存してきた宮古島で、畑地に残る硝酸態窒素が地下水汚染の原因として懸念されるなか、それを解決するために窒素を吸収する日本ソバを栽培した。

 農業者が日本ソバ生産組合の設立準備を進めており、日本そば店も開店するなど、食と結びつける動きが生まれていることなどが高く評価された。


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