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産業・経済
2010年8月17日(火)14:27

海中公園/運営は海業管理センター 来月中旬に設立へ

定款などを承認した発起人会=16日、市役所平良庁舎

定款などを承認した発起人会=16日、市役所平良庁舎

来年4月供用開始/観光協会など5団体が発起人
 平良字狩俣に建設が予定されている海中公園を運営する新会社設立の発起人会が16日、市役所平良庁舎で開かれ、新会社名を宮古島海業(うみぎょう)管理センターとすることが報告され、9月中旬をめどに設立する。設立発起人は宮古島観光協会、宮古島漁協、宮古島市、狩俣自治会とシンプロ社の5団体で、発起人代表には宮古島観光協会長が選任された。海中公園の供用開始は2011年4月1日。

  

 オープン後はモズク収穫体験や夏休み親子魚垣漁体験などのイベントがあり、設立後の総会で11年度の事業計画案として提案される。
 同発起人会で新運営会社の定款も検討された。新会社は①海中公園施設の管理運営に関する事業②海業の推進に関する事業③水産団体および地域への支援協力事業④農産物・水産物の展示販売事業⑤誘客に関するイベント企画・開催事業-などを事業目的とする定款が承認された。

 
 発起人は定款の付則に記された引き受け株式数に応じた金額を8月末までに払い込む。発起人が引き受ける総株数は85株で額面5万円、425万円で設立する。観光協会が30株、宮古島漁協と市がそれぞれ20株、狩俣自治会が10株、シンプロ社が5株を引き受ける。
 設立後の一般募集株式割当引受人は伊良部漁協と池間漁協がそれぞれ20株、宮古タクシー事業協同組合、宮古協栄バス、ホテル共和、メイマックス、クールアイランド、宮古自動車商会、はやて海運がそれぞれ5株引き受ける予定になっている。
 下地敏彦市長は「じかに海中を見せることで海を理解し、漁業者の生活も理解してもらえる。農業、漁業、観光をリンクさせる施設を造ることで活性化のシンボルにしたい」とあいさつした。


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