12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2012年5月4日(金)9:00

稚ガニ20万匹超を放流/11年度・栽培推進協

水産資源増に貢献/子供体験、教育にも生かす


 宮古地区栽培推進協議会(会長・下地敏彦市長)は3日までに2011年度に海に放流したタイワンガザミ(稚ガニ)シャコガイ類(稚貝)、シラヒゲウニ(稚ウニ)、ハマフエフキ(稚魚)の実績と12年度計画をまとめた。放流が最も多かったのは稚ガニで20万6178匹。今年度は前年度より5万匹多い25万匹を放流する予定だ。11年度に放流を体験した園児、児童は計140人だった。


 同協議会では「今後も作り育てる漁業に力を入れ、豊かな水産資源増大や海域の環境保全に取り組んでいく」と話している。

 稚ガニの以外の放流実績は▽稚貝13万5100個▽稚ウニ3万6028個▽稚魚1万2000匹-。

 タイワンガザミの稚ガニの放流は、下地の与那覇湾を重点に狩俣西の浜4万4200匹、平良トゥリバー地区3万8263匹、伊良部佐和田の浜2万4000匹などとなっている。

 シャコガイ類の内訳では、ヒメジャコの稚貝が養殖用配布で多良間村3万個、平良狩俣地区3000個、城辺地区2000個など。ヒレジャコの稚貝の放流では、宮古島海中公園地先5万個、平良高野地先5万個。

 シラヒゲウニの稚ウニ放流では、平良狩俣漁港地先が1万5000個、平良大浦湾1万528個、伊良部地先1万個など。

 ハマフエフキの稚魚放流では、伊良部牧山地先が4000匹、海中公園地先と多良間普天間港にそれぞれ3000匹、トゥリバー地先など計2000匹。

 新年度の放流計画を前年度と比べると、シラヒゲウニの稚ウニが4万8000個で1万2000個増、シャコガイ類の稚貝が5万3000個で7万7000個減、ハマフエフキの稚魚8000匹で4000匹減となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!