12/20
2025
Sat
旧暦:11月1日 大安 癸 
産業・経済
2012年6月12日(火)9:00

宮古産だけの品ぞろえ人気/「み~や」開店から1年

年間売上3700万円/単位面積では一般店の2倍


宮古特産品が豊富に並べられ好評を博している「み~や」=11日、宮古空港ターミナルビル

宮古特産品が豊富に並べられ好評を博している「み~や」=11日、宮古空港ターミナルビル

 宮古空港ターミナル2階の宮古島市特産品販売所「み~や」は、昨年6月10日のオープンから1年経過した。同6月から今年5月末まで1年間の売上高は3725万円、1カ月平均では310万円。同店を管理する空港ターミナル社企画室長補佐の宮国幹雄さんは「予想以上の実績。『み~や』は宮古島産だけだよ、という看板効果は、観光客を引き付ける力が強い」と感想。単位面積当たりの売上が、一般土産店の2倍近くあることも、宮古島産の魅力度の表れと強調する。


 売上点数が最も多かったのは菓子類の3万4826点(販売額1686万円)。2位が加工食品の1万8977点(同1152万円)、3位酒類6885点(790万円)の順だった。

 「み~や」の扱う商品はほかにも民芸品や生の農水産物などがあり、種類はかなりの数に及ぶ。生産者は開店当初の約40人から、現在は74人に増えた。

 加工食品は宮古みそや、かつおなまり節、ハーブ茶、クース、ジャム-など小規模生産者の自慢の品が豊富にそろう。中でもハーブ茶は10数種類あり、最近動きが良くなった。

 菓子は以前から知られる久松五勇士や博愛せんべい、バナナケーキの人気が根強い。売上点数は伊良部産の「うず巻きパン」が群を抜くという。

 酒はターミナル社オリジナルの「サシバ」シリーズが、最も売れた。

 宮国さんは「数ある商品の中から、宮古に行ったらあの商品を買うんだというヒット商品が出てくる」と期待する。

 「み~や」はアンテナショップの機能も持つ。客から意見を聞いて「こういうものは作れないか」などの提案もした。

 「み~や」は、宮古の特産品のPRや新商品開発、販路拡大などによる地域経済活性化支援を目的に設置した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!