12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2012年6月16日(土)9:00

下地島農業用地 土地購入費を計上/市議会6月定例会が開会

補正総額5億2400万円/市長が提案理由を説明


市長が提出議案の提案理由を説明する市議会6月議会=15日、市議会議場

市長が提出議案の提案理由を説明する市議会6月議会=15日、市議会議場

 宮古島市議会(平良隆議長)6月定例会が15、開会した。初日は下地敏彦市長が、総額5億2489万円の一般会計補正予算など今議会に提出した議案について提案理由を説明した。一般会計補正予算には下地島農業用的利用ゾーンの土地購入費を計上。市では一括交付金を充当させる方針だが、長濱政治副市長は一括交付金が活用できない場合は市の一般財源で購入する考えを示した。


 一般会計補正予算に公有財産購入費として計上されているのは、下地島農業用利用ゾーンのうち県有地の68㌶の購入費1億8555万1000円。

 市長による提案理由説明後の質疑で真栄城徳彦氏が、一括交付金を活用する方針が示されている下地島農業用利用ゾーンの土地購入について、「一括交付金が充当されない場合、市の事業として一般財源から繰り出す考えはあるのか」と質問。それに対し長濱副市長は「一括交付金に認められなくても一般財源で購入する気持ちでいる」と、一括交付金の有無にかかわらず購入する方針を示した。

 市道下里通り線道路改築事業での土地売買契約が、登記名義が複数の共有者となっているため所有権の移転手続きが行えない状態となっている問題で、市が複数の登記名義人を被告とした所有権移転登記手続請求訴訟を提起する議案が提出されていることについて、新里聡氏と新城元吉氏が状況の説明を求めた。 

 友利悦裕建設部長は「所在不明の登記名義人を被告として訴えることで、訴状の送達を裁判所に行ってもらい、所有権移転の手続きを行ってもらうための提起」と説明した。

 一般会計補正予算歳出の消防費で賃金757万3000円が計上されていることについて砂川享一消防長は、8月から城辺消防団詰所に非常勤職員3人を雇用し、救急事案に対応させる計画を語った。上里樹氏の質問に対する答弁。

 市議会6月定例会は16、17日は休会で18、19日には常任3委員会を開き、議会から付託を受けた議案の審査を行う。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!