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教育・文化
2012年7月15日(日)9:00

トカゲ捕まえ観察/大野山林自然散策

植物の光合成も学ぶ


キノボリトカゲを捕まえて観察する子どもたち=14日、青少年の家

キノボリトカゲを捕まえて観察する子どもたち=14日、青少年の家

 大野山林自然散策(主催・県立青少年の家)が14日、青少年の家周辺と、大野山林内の通称・ひょうたん池で、自然愛好家の岡徹さんを講師に迎えて行われた。親子連れ約20人が参加して、大野山林に生息する動物や植物について学んだ。

 参加者らは座学の後、散策に出発。キノボリトカゲやバッタなどを観察した。初めてキノボリトカゲに触った平安山沙良君(7)は「ざらざらしていた。触るのは初めてで面白かった。チョウチョやいろいろな生き物がいて楽しい」と目を輝かせていた。

 岡さんは散策前の座学で「大野山林は琉球石灰岩の層が薄く、すぐに粘土質の層になるので、地表に貯まった雨水がなかなか減らない。動植物が豊かな所」などと概要を説明した。

 また、散策中には大人が子どもたちに「何故だろう」と疑問を持たせることで考えるきっかけをつくる。「この散策をその機会として活用してほしい」と話した。

 同散策は大野山林内の動植物の観察を行うことで、現状を知ることを目的に行われた。


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