06/01
2023
Thu
旧暦:4月13日 仏滅 庚 
産業・経済
2012年7月26日(木)9:00

かん水費用に「明」と「暗」/サトウキビ

スプリンクラー威力発揮
生育にもほ場で差/大型トラックは高額


トラックによるかん水=25日、下地地区

トラックによるかん水=25日、下地地区

 「暗」の改善には、ほ場とスプリンクラーをセットで整備する農業基盤整備事業に、農家の理解と協力が求められている。


 県宮古農林水産振興センターは、宮古のほ場整備率(2010年3月末現在)が47・5%と県平均の53・6%より低くなっているのは課題と指摘。今後は、雨に頼らない水利用農業の推進に

スプリンクラーによるかん水=25日、宮古島の南岸

スプリンクラーによるかん水=25日、宮古島の南岸

力を注いでいくとしている。

 宮古島地方は6月23日の梅雨明け以降、少雨傾向が続き、最近は片降りしているものの、この雨も降った所「明」と降っていない所「暗」に分かれる。

 宮古土地改良区によると地下ダムの水使用量は今月1日から急増し、16日は22万㌧とピークになった。職員らは4~18日までの2週間、各地をパトロール。中には夜間の垂れ流しや、かん水ローテーションを守らないケースが見られたという。

 同改良区では「かんがい施設の整備地区では、人工雨を確実に降らせる。キビ畑の場合、週1回10㌃当たり30㌧以上のかん水は無駄になる。余計な水は、キビに悪影響を及ぼす。かん水ルールを守ることが、地域全体の安定的な水利用につながる」と適正利用を呼び掛けている。

 18日の片降り以降、水使用量は落ち着いている。砂川地下ダムの貯水率は、9日に満水を割り現在は91%、福里地下ダムは満水を維持している。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年5月23日(火)8:58
8:58

第49代ミス宮古島が決定

サンゴ・横川、ティダ・根間、ブーゲン・下地さん   宮古島観光協会(吉井良介会長)は21日、市内のホテルで第49代ミス宮古島の最終選考会を行い、3人のミス宮古島を決定した。ミスサンゴに横川夏希(なつき)さん(24)、ミスティダに根間陽佳(はるか)さん…

2023年5月21日(日)8:56
8:56

加温マンゴー販売開始/島の駅みやこ

昨年より3週間遅れ   島の駅みやこで20日、今季初入荷した加温マンゴーの販売が始まった。出荷したのは博愛農園(宮國邦夫代表)で、化粧箱入りのマンゴー、ミニマンゴーが店頭に並べられ観光客らが買い求めていた。 ビニールハウス内をボイラーで温めて育てた加…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!