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政治・行政 産業・経済
2012年7月28日(土)9:00

補助金6800万円赤字補填/バス3社

宮古協栄、伊良部乗り入れ計画


生活路線の現況などを説明した(左から)新里代表(共和バス)、砂川代表(八千代バス)、豊見山代表(宮古協栄バス代表)=27日、市役所平良庁舎

生活路線の現況などを説明した(左から)新里代表(共和バス)、砂川代表(八千代バス)、豊見山代表(宮古協栄バス代表)=27日、市役所平良庁舎

 市バス対策会議(議長・長濱政治副市長)が27日、市役所平良庁舎で行われた。県・市が生活路線バスを運行させている3社(宮古協栄バス、八千代バス、共和バス)に負担した2011年度分補助金は計6812万円で、3社はそれぞれ赤字に補填した。宮古協栄バスの豊見山健児代表は「2014年5月に開通予定の伊良部大橋を機に補助金対象外の久松線を伊良部島に延長し、伊良部にバスを乗り入れたい」と考えを明らかにした。伊良部の共和バス(新里哲代表)との競合は避けられない見通し。


 補助金交付額の内訳は、宮古協栄バスが3114万円、八千代バス2474万円、共和バス1222万円。

 3社別の11年度補助金会計年度(10月1日~翌年9月30日)では、協栄バスが新城吉野保良線など6路線で3222万円の赤字。友利線では、前年度の乗車人員7055人より1006人減少し6049人。

 八千代バスは、一般乗合バスで2616万円の赤字を計上。池間1周線の乗車人員は1万2066人で前年度より1098人減った。

 共和バスは1200万円余の赤字。乗車人員は1万5587人で前年度に比べ3048人減少した。

 豊見山代表は「伊良部大橋の開通を機に伊良部・宮古病院・宮古空港を運行する路線を確保したい」と語った。

 委員は次の通り。
 議長=長濱政治(副市長)▽副議長=奥原一秀(市観光商工局長)▽委員=下地信男(市伊良部支所長)乾邦夫(市教育委員会学校教育課長)砂川恵助(宮古島商工会議所専務理事)富浜浩(平良地域審議会長)照屋秀雄(城辺地域審議会長)砂川隆夫(下地地域審議会長)長嶺吉和(伊良部地域審議会長)豊見山健児(宮古協栄バス代表)砂川能樹(八千代バス代表)新里哲(共和バス代表)


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