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環境・エコ
2012年10月21日(日)9:00

エコライフの実践を/JC沖縄ブロック宮古大会

エネルギーフォーラムで提言


エコライフの実践について対談した(左2人目から)大金修一さん、永井一史さん、遠藤貴之さん。左はコーディネーターで宮古JCの濱元雅浩さん=20日、マティダ市民劇場

エコライフの実践について対談した(左2人目から)大金修一さん、永井一史さん、遠藤貴之さん。左はコーディネーターで宮古JCの濱元雅浩さん=20日、マティダ市民劇場

 日本青年会議所沖縄ブロック協議会の沖縄ブロック大会宮古大会が20日、平良のマティダ市民劇場などで開幕した。初日はエネルギーフォーラムが行われ、波﨑未来エネルギー代表理事の遠藤貴之さんとHAKUHODO DESIGN社長の永井一史さん、宮古島市エコアイランド推進課長の大金修一さんが対談。低エネルギー社会の実現に向けて、エコライフの実践を促した。


 同大会は2日間の日程で開催され、「エコ」をテーマとする複数のイベントを通して市民目線の低エネルギー生活について考える。

 初日の20日は宮古島エコフェスタ2012ほか、JCメンバーがエコ生活の実践を訴えるプレゼン競争「ニライカナイ大賞」、エネルギーフォーラムが行われた。

 フォーラムでは遠藤さんと永井さんが講話した。遠藤さんは茨城県波﨑海岸における市民風車「なみまる」建設の経緯を報告。市民出資型の風力発電による売電収益が地域活動やコミュニティーの再生につながった活動の成果を紹介した。永井さんはエネルギー問題に効くデザインについて語り、それぞれ一市民で実践できるエコ活動を訴えた。

 大金さんを交えた対談で遠藤さんは、エコ事業を展開する宮古島市の姿勢を評価した上で「電力を自分のところで作れば産業が残る。そういう面では風力や太陽光パネル事業の可能性は広がり続ける」と話し、エコ事業の継続を促した。

 永井さんは「そこに生活する人から、こういう低燃費生活ができるという提案があった方が良い。みんなで話せる場をつくり、その場にデザイナーとかクリエイティブな人を入れることによって相乗効果が生まれてくる」と話した。

 ニライカナイ大賞では9人がプレゼン。宮古JCの上地隆徳さんは、家庭でできるエコ活動として①紙パックや発砲スチロール製のトレーをスーパーのリサイクルボックスに持っていく②マイバッグの利用③洗濯物をまとめて洗い、節電・環境への負担を軽減する-ことを提案し、実践を呼び掛けた。

 きょう21日はエコフェスタ2日目や「OMOIYARIセミナー」、ブロック大会式典などが行われる。


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