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産業・経済 社会・全般
2010年7月1日(木)14:08

観光地満足度 宮古島が全国6位/リピート意向は5位

消費者に良い経験の提供を/果実名産品 マンゴー28位 日経リサーチ(本社東京都)の「2008地域ブランド戦略サーベイ」によると、宮古島が観光地満足度ランキングの6位に入った。再訪問(リピート)意向は5位。宮古島産マンゴーは名産品(果実)の28位だった。
 観光地満足度の1位は西表島、2位竹富島、3位が石垣島。宮古島は立山(富山県)、北アルプス(長野県など)に次いで6位だった。 
 再訪問意向も1位は西表島、2位石垣島。宮古島は知床(北海道)、利尻・礼文島(同)に次いで5位。
 
 地域ブランドは①まずは知ってもらう②何らかの体験をして、何かに魅力を感じる③行きたい、住みたい、産品を買いたいなどの希望生成-の3段階を踏んで形成されるという。
 
 名産品ブランドも①と②は同じだが③(産品を買いたいという希望生成)が違う。
 
 果物の名産品ブランド1位は「山形さくらんぼ」、「石垣島パイナップル」が25位、「石垣島マンゴー」26位。「宮古島マンゴー」は28位だった。宮古島のマンゴーが石垣島を下回ったのは、観光地としての知名度や食経験の頻度によると推測される。
 
 日経リサーチは「ブランドの価値は提供する地域や生産者の側ではなく、受け手である消費者の側にある。名前を付けたり、シールを張ったりすることでブランドができるのではなく、消費者に良い経験が蓄積されることで、初めてブランドが生まれる。もちろんつくり手の自負は重要であり、その『想い』がなければ地域ブランド自体が成立しない」と話している。


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