10/27
2024
Sun
旧暦:9月24日 友引 癸 
産業・経済
2012年11月6日(火)9:00

新戦略で意見交換/経済活性化でシンポジウム

新たな経営戦略に意欲を見せる若い経営者ら=5日、平良港マリンターミナルビル

新たな経営戦略に意欲を見せる若い経営者ら=5日、平良港マリンターミナルビル

 宮古島経済活性化シンポジウム(主催・同活性化推進委員会、共催・MKJ宮古島活性化経営塾)が5日、平良港マリンターミナルビルで行われた。若い経営者らが参加し今後、会社が進化する新たな経営戦略に向け意見を述べ合った。


 S・P・C代表で同経営塾コーディネーターの福田征四郎氏が「繁栄するには理由がある」と題し基調講演を行った。

 福田さんは「企業は人なり」と強調した上で、黄金の方程式として▽ものの見方・考え方を確立する▽やらざるを得ない習慣▽やり甲斐の褒美-の三つを挙げた。

 福田さんは「やらざるを得ないシステムでは、思いつきや場当たり的経営は危険性や周囲の理解がないまま、ワンマン経営になりやすい。また、人は感情を常にコントロールする習慣と仕組みが安定的、継続的な発展を遂げる」と説明した。

 戦略交流パネルディスカッションでは、玉元徳子氏(宮古島ウェディング代表)がコーディネーターを務め、4人のパネラーがそれぞれの立場から意見を述べた。

 與那覇翔太郎氏は総菜専門「いちば」の社長で創業年、従業員は約70人。「来年、経営理念を発表し併せてオードブルに入れる一品一品のコンテストを行いたい」と意欲を見せた。

 福原恵津子氏(りっぷる社長)は、宮古の旬の情報を満載した月刊情報誌を発刊している。「目指すのは地域密着のサポート。今後とも企画特集を組みたい」と意気込みを示した。

 根間公男氏(伊山グループ専務)は、ボイラーを専門に扱っている伊山産業の業務内容を説明し「ボイラーを取り付けた軒数は600軒あり、1軒1軒回って機能などをチェックしている。初めての試みで、お客さまに困ったことがあれば即対応している」と新戦略を語った。

 新里紹太氏(うるま市のシンケンハウス代表)は、「エコロジー、アニメティ、コミュニティーというライフスタイルで住宅を提供している。来年は宮古への貢献も考えたい」と話した。

 鳥取県米子市に本社を置く和菓子メーカー丸京製菓社長の鷲見浩生氏が「田舎から世界へ」と題し講演した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!