12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2012年12月4日(火)9:00

PAC3宮古島配備へ/北朝鮮ミサイル発射で

防衛省が市に協力要請


下地市長(中央)に説明する町田室長(右から2人目)=3日、市平良庁舎

下地市長(中央)に説明する町田室長(右から2人目)=3日、市平良庁舎

 北朝鮮が10日から22日までの間に人工衛星と称するミサイルを発射すると発表したことを踏まえ、政府は宮古島市などに対し、自衛隊に破壊措置準備命令を出したことを通知した。これを受け防衛省の国民保護・災害対策室の町田一仁室長が3日、市平良庁舎で下地敏彦市長に、宮古島での地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)配備についての説明をするとともに、協力を求めた。


 下地市長は「発射予告の期間が長いので、市民の生命財産を守るために万全の対応をとってほしい」と要望した。さらに「あり得る危機に対して万全の対処することは当然のこと」と話した。

 町田室長は「配備の時期など細かいことは防衛省から発表する」と述べた。配備についてはミサイルが4月と同じ方角、弾道をとると考えられることから前回とほぼ同様の態勢になるとみられている。

 PAC3はイージス艦が撃ち漏らした弾道ミサイルを地上から迎撃するシステム。北朝鮮が発射を予告している人工衛星と称するミサイルの部品が落下した場合のための配備。

 宮古島市は5日に県庁で開かれる北朝鮮の人工衛星と称するミサイル発射の発表に関する説明会後、同日には市危機管理対策本部を設置し、PAC3配備などに関する時期などが分かり次第、必要に応じてマスコミなどを通して市民に周知する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!