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産業・経済
2012年12月11日(火)9:00

韓国から初のチャーター便

来年2月ゴルフ客170人/ツアー商品づくりで来島


宮古にゴルフツアーを送り込むための観光商品づくり調整のために来島したイー次長(中央)ら一行=10日、本社

宮古にゴルフツアーを送り込むための観光商品づくり調整のために来島したイー次長(中央)ら一行=10日、本社

 来年2月8日に韓国からチャーター便で170人のゴルフツアーを宮古島に送るロッテ観光ソウル本店のイー・ソンヨン次長らが、ツアー商品づくり調整のため8日に来島。3日目の10日は、市役所や観光協会を訪問後、本社を訪れた。韓国からのチャーター便就航は初めて。ロッテ観光は、冬場のゴルフツアーは今回だけでなく、継続したいと意欲を見せている。


 韓国からはイー次長やプー・ヨンポン沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)ソウル所長、新聞記者ら6人が来島した。

 一行の招聘は、OCVBが冬場のゴルフや温暖な気候の売り込みを目的に中国や韓国を対象に展開している取り組みの一環。チャーター便ゴルフツアーは、ロッテ観光とアシアナ航空、地元受け入れ会社の沖縄ツアーセンター、OCVBが連携して取り組む。

 一行は、チャンピオンコースのゴルフ場3カ所と、うえのドイツ文化村や東平安名崎、砂山ビーチ、海中公園などの観光名所を巡った。

 イー次長は「ゴルフ場は客が少なく、ゆったりとプレーできる。海を見ながらゴルフを楽しむのは、韓国の人たちの憧れ。リゾート施設も立派」と述べ、受け入れ施設は十分整っているとの見方を示した。

 第1回のツアーに関しては「是非とも成功させなければならない。客を満足させることで、宮古島の良さが口コミで宣伝される」と述べ、宮古側の強い協力を求めた。

 プー所長は「宮古は海がきれい。夏場はダイビング客を送り込むなど、チャーター便を2、3、4本と増やしていきたい」と今後を展望した。

 アシアナ航空のキム・ソクジェ沖縄支店長は「今回のチャーター便をきっかけに、韓国と宮古の交流を発展させたい。関係者の皆さんには、スムーズに運航できるよう、協力をお願いした」と述べた。

 宮古に到着した帰りの航空機には、韓国へ旅に行く客を乗せる。ツアーの申し込みは沖縄ツアーセンター(電話098・859・7477)まで。


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