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教育・文化
2012年12月17日(月)9:00

県知事賞など受賞/伊良部中

作文コンで国吉美心さんら


賞状を手に喜ぶ(左から)長濱さん、国吉さん、下地さん=16日、伊良部中学校

賞状を手に喜ぶ(左から)長濱さん、国吉さん、下地さん=16日、伊良部中学校

 伊良部中学校1年の国吉美心さんの作品が「心の輪を広げる体験作文」(主催・県手をつなぐ育成会)の中学生部門で最優秀賞の県知事賞、同3年の長濱アイシャさんの作品が「第52回国際理解・国際協力のための全国中学生の作文コンテスト」(主催・日本国際連合協会)の中央審査会で佳作、同3年の下地愛莉さんの作品が「第7回文字・活字文化大賞県青少年意見文・小論文コンクール」(主催・同大賞実行委員会ほか)の中学生意見の部で優良賞の沖縄印刷団地協同組合賞をそれぞれ受賞した。平良善信校長は、生徒たちの受賞をたたたえ、さらなる活躍を期待した。


 「心の輪作文」のテーマは「出会いふれあい心の輪」。国吉さんは「私のいとこ」と題して応募した。作文の内容は、いとこに知的障害者の園児がおり、母が園児を優しい愛情で育ている。国吉さんは、母の姿を見て感動する。そして自身の心の中にある偏見の壁に気がつき、その壁を乗り越えていく。いとこに出会えたことを良かったと思い「ありがとう」と締めくくっている。

 長濱さんの作文は「国連は世界の子供達の未来をどのように輝かせるか」。長濱さんは父がパキスタン人、母が日本人の間に生まれた。作文では、世界の片隅で貧しい生活をしている子どもたちのことや国連の役割などを考える。子どもたちの役に立つために、将来は教師になりたいと決意を新たにする。

 下地さんの作文は「活字の力を生かして」。活字を通した読書の素晴らしさや活字文化を生み出してきた人々に敬意を表した。

 3人は「賞がもらえて、とてもうれしい」と喜びを語っていた。


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