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産業・経済 社会・全般
2010年6月11日(金)18:12

オクラ出荷最盛期/JA平良集荷場

オクラの選別作業をする職員たち

オクラの選別作業をする職員たち

1袋100円、高値水準推移
 春作オクラの出荷が最盛期を迎えた。JAおきなわ平良集荷場では9日、87ケース、3300袋(100㌘入り)を出荷した。価格は1袋100円とやや高値の水準で推移している。
 オクラ栽培は軽作業のため、女性に人気という。 

 久保弘美さんは「力仕事ではないので、女性でも作れる。出荷から1週間後に、代金が入ってくるのも魅力。管理を徹底すれば、10㌃当たり40~50万円の収入は可能」とメリットを強調した。
 
 JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部によると、オクラ生産は年々伸び、2009年度は生産量58㌧、生産農家約60戸、栽培面積780㌃となった。
 
 昨年は拠点産地認定を視野に宮古島市産地協議会が設立された。今後は農家、行政、JAの連携で地域ブランド化を目指す。
 露地栽培のオクラは、サトウキビ収穫後地の有効利用にも向く。春と秋の年2回作付されている。


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