12/18
2025
Thu
旧暦:10月28日 先勝 庚 
環境・エコ 社会・全般
2010年6月9日(水)18:30

ほら貝吹奏し 海の環境保全訴え/沖縄OCEAN

午前11時11分11秒、サンチェス理事長(左)と川満聡さんが世界に向けほら貝ホーンを吹いた

午前11時11分11秒、サンチェス理事長(左)と川満聡さんが世界に向けほら貝ホーンを吹いた

大神島から世界へアピール/国際海岸クリーンキャンペーン
 
沖縄OCEAN(エド・ハインリック・サンチェス理事長)は「世界の海の日」の8日、大神海運の旅客船「スマヌかりゆす」船上と大神島で、国際海岸クリーンアップPRキャンペーンを実施した。琉球列島の会員登録数の目標は11万1111人。その人数の語呂合わせで午前11時11分11秒にほら貝ホーンを吹奏し、全世界へ向け海の環境保全をアピールした。 
 
 この日はニュージーランド、ハワイ、太平洋諸島、カナリア諸島でも同時刻にキャンペーンを展開。ほら貝ホーンを吹いて地球の海は一つを訴えた。
 
 大神島に渡ったサンチェス理事長、宮古出身でマルチタレントの川満聡さんの2人は海岸の御願所で祈願した。
 
 サンチェス理事長は 「私たちの海は一つしかない。地球の海が健康を取り戻すよう、お祈りする」と合掌し、2人でほら貝ホーンの吹奏を奉納した。
 
 この後、最高地の遠見台跡(標高74.5㍍)に登り、全方角に向かってほら貝ホーンの音色を響かせた。住民の中には頂上を見上げ、海の環境保全の活動に賛意を示す人もいた。
 
 参加した宮古島地域コーディネーターの赤崎隆三郎さんは「今後、八重山から奄美諸島までPRキャンペーンが実施される。大神島は最初の出発地。『スマヌかりゆす』の伊佐正船長が積極的に海岸清掃しており、その活動に感銘してサンチェス理事長に会わせることにした」と説明した。
 
 伊佐船長は「これからも海岸を清掃し、きれいな海の環境を守りたい」と語った。
 キャンペーンに先立ってサンチェス理事長らは長濱政治副市長を表敬訪問した。
 長濱副市長は「素晴らしい活動。これからも協力したい」と前向きな姿勢を示した。 


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!