12/20
2025
Sat
旧暦:11月1日 大安 癸 
社会・全般
2013年2月13日(水)9:00

離島の保健システム学習へ/ミャンマーから研修生

下地市長を表敬訪問


下地市長(後列中央)を表敬訪問したミャンマーからの研修生たち=12日、市役所平良庁舎

下地市長(後列中央)を表敬訪問したミャンマーからの研修生たち=12日、市役所平良庁舎

 国際協力機構(JICA)の2012年度研修で来沖しているミャンマーの医療従事者ら8人が12日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、離島の保健システムなどについて研修することを報告した。


 ミャンマーは妊産婦死亡率や乳幼児死亡率、感染症の罹患率が非常に高い。

 今回の研修では、戦後の沖縄で実施されたマラリヤやフィラリヤなどの感染症や母子保健への取り組みを学び、ミャンマーでの感染症管理と母子保健のための持続可能な改善案を計画し、実施するために必要な知識や技術を習得する。

 研修期間は1月23日から2月19日までで、宮古では12、13の2日間、保健センターや宮古病院、宮古福祉保健所で市の母子保健事業やフィラリア対策、緊急時の体制作りなどを学ぶ。

 研修生らを代表して、医師でありミャンマーの保健省保健局公衆衛生部で次長を務めるラ・ミャ・トゥイ・エンダ氏が「ミャンマーにもたくさんの島がある。離島の保健システムの強化について学びたい。この機会を与えてもらい感謝する」とあいさつした。

 下地市長は「感染症問題は、どう撲滅させるかという問題と、経済的問題が結びついていると思う。しっかりとした教育と社会的安定がないと撲滅はできないと思う」との考えを示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!