12/19
2025
Fri
旧暦:10月30日 先負 壬 
産業・経済
2013年2月28日(木)9:00

天気に恵まれ豊作/冬春期野菜

2月ゴーヤー、前期比1.6倍


好天に恵まれ連日大量のゴーヤーが入荷している=27日、JA平良支店野菜集出荷場

好天に恵まれ連日大量のゴーヤーが入荷している=27日、JA平良支店野菜集出荷場

 今年の宮古地区の冬春期出荷野菜は、天候に恵まれ豊作型の作柄で推移している。2月1日から22日までにJAに入荷したゴーヤーは114㌧と、前年同期の70㌧と比べ1・6倍。トウガンの入荷量も2月は120㌧程度が見込まれ、前年の85㌧より4割ぐらい増えそうだ。


 宮古島地方気象台によると、1~22日までの合計日照時間は90・3時間で前年同期の50・9時間より約40時間長い。平均気温は20・2度と2月の平年値18・2度と比べ2度高い。農家や関係者らは「豊富な日照と、温暖な天気が野菜の生育を促進している」と豊作の要因を分析する。

 JA平良支店野菜集出荷場は、農家がゴーヤーを次々と運び込み、職員も選別作業に追われるなど活気づいている。

 宮国照男さんは27日、113㌔を搬入した。受粉から収穫までの期間が約2週間と短いため、1日当たりの収穫量は、昨年と比べ20㌔近く増えたという。「今年は豊作なのでうれしい」と満面の笑みだった。

 今年度から、本土への野菜輸送費が補助されることになった。飛行機の場合、宮古から出荷する野菜の1㌔当たり補助額は115円以下となっている。

 JAは「輸送費補助制度は、農家所得の安定と向上に結び付く。農家の生産意欲も湧く」と期待を寄せる。

 鍋物に向くトウガンは寒波の影響で、鍋物需要が増えたためキロ単価240~250円の高値で推移している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!