12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2013年3月7日(木)9:00

台湾に「塩の専門店」開店/パラダイスプラン初の海外進出

 パラダイスプラン(本社宮古島市、西里長治代表)は2日、台湾の新光三越台北南西店内に「塩の専門店塩屋(まーすやー)」を開店した。初の海外進出で、沖縄の塩をはじめとする約100品目の塩を取り扱い、全品試食ができる。西里代表は「塩を選ぶ楽しさを提供することで沖縄、日本の塩ブランドの価値を高めたい」と意欲を示している。


 県内には4店舗があり、昨年5月には東京ソラマチ店に出店するなど、積極的な出店戦略を展開している。

 台湾に開店した店舗では、塩と素材を配合した塩屋オリジナルの「スープ塩」「ごはんの塩」「サラダの塩」のほか、沖縄の素材を使った「島とうがらし塩」「ゴーヤー塩」などもそろえた。「雪塩ソフトクリーム」などの塩スイーツや塩ボディケア商品も取り扱っている。

 同社によると、開店当日には地元台湾人や日本からの観光客が訪れ「塩をこんなに多く扱っている店は初めて見た」「今度行く沖縄旅行では那覇にある塩屋にも足を運びたい」などと好評だったという。

 同日はテープカットなどで開店を祝うセレモニーが行われ、あいさつした西里代表は「日本国内ではお客さまからある程度の支持を得るまでになっているが、海外のマーケットはまだ未知数。今回の台北三越への出店を機に、台湾におけるマーケットの開拓に努力していきたい」と抱負を語った。

 西里代表はまた、今後3年以内に台北市内に3店舗以上を開店させる構想を発表した。

 塩屋台北三越店は、宮古島の雪塩を製造販売するパラダイスプランと、台湾の食品会社の合弁企業が運営する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!