12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2013年3月19日(火)9:00

琉球海運 台湾航路を計画/市議会一般質問で副市長答弁

来年5月、貨物船運航


琉球海運の台湾運航の準備が明からになった一般質問=18日、市議会議場

琉球海運の台湾運航の準備が明からになった一般質問=18日、市議会議場

 開会中の宮古島市議会(平良隆議長)3月定例会は18日、一般質問3日目が行われた。与野党5人が登壇し、市当局の考えをただした。長濱政治副市長は、「琉球海運が来年5月から那覇・宮古・石垣航路を台湾(基隆)まで延長し、貨物船を運航させたいという準備があると聞いている」と述べた。下地智氏の質問への答弁。


 かつて有村産業が那覇・宮古・石垣・台湾などを結ぶ航路で貨客船を運航させていた。しかし、同社は燃油高騰のあおりなどを受け業績が悪化。「飛龍」は2008年5月28日、「飛龍21」は同年6月6日にそれぞれ運航を停止した。

 下地氏は「多くの人が、那覇・宮古・石垣・台湾航路の運航再開を待ち望んでいる。今後の貨物船の運航展望についてお聞きしたい」と質問した。これに対し、長濱副市長は、琉球海運の運航準備を初めて明らかにした。

 一般質問終了後、下地氏は「沖縄・宮古・石垣・台湾航路が改めて開設されると、貿易取引のコストダウンにもつながり、地域経済の活性化になる。貨物船運航に向け、宮古では環境整備を行う必要がある」と語った。

 琉球海運企画部は、宮古毎日新聞社の取材に対し「台湾向けの外国航路については国交省に申請を行っている。来年5月に航路取得の見通しだが、現在、計画申請の段階であり、具体的な内容については後日、マスコミを通じて発表したい」と説明した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!